たかな!(nonone)

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百合です!注意!!!


創作)番外編13話 手を繋いで


辺りが暗くなって来た頃、コンビニの前に座っている先輩の姿。
心配になって声を掛けて近くのカフェに入る。
そこの店主とは知り合いで、事情を話したら個室に案内してもらえた。

完全に2人きりになり、先輩へ問いかけた。

「何かあったんですか?」

先輩は少し黙って、話してくれた。

先輩は母子家庭で、母親は仕事もせずに遊んでいるらしい。
家に帰ることは少ないが、少しでも部屋が乱れてるとすぐに暴力を振ってくるらしい。
先輩にそんなことするなんて、酷い。
そう思ったけど言葉が詰まった。

すると先輩は言った。

「玲ちゃんも失恋したばかりなのにごめんね、こんな話聞かされても困るよね。」

「…困る訳無いです…先輩には沢山お世話になってるので、この位させて下さいよ。」

私が言うと、先輩は泣き出しそうになりながら言った。

「私ね、片思い中なんだ、ずっと。人のお話もちゃんと聞いてくれるし、誰にでも優しい。こんな私にも。」

「やっぱり千尋は凄いですね、色んな人を魅了する、、」

そう言うと先輩は

「違うよ!!…玲が好きなの…」

と、いった。

失恋した時も傍に居てくれたし、温かい言葉で満たしてくれた。先輩がずっと私の事を想ってくれてたのに気付けなかった。 

「……私も、好きです、、失恋した時自分の気持ちに気付きました。」

それを言ったらとうとう先輩は泣き出してしまった。
それにつられて泣き出した。


そのまま、手を繋いで私の家に帰ったんだ。


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こんにちは!ののねです!!土曜日投稿するって言っといてしてなかったのすみません…名前も変えなくてすみません…
私ってとことん有言実行出来ないんです…笑

えー今回のお話は、琉初ちゃんと玲ちゃんのお話です!
何日かは、時間無かったんで計算?出来ませんでした…

最近めっちゃ寒くなってきててホント嫌になりますよね…
体調にはお気をつけ下さい…

12/10/2024, 9:32:02 AM