揺らめいた景色に、あーなんかきらきらしてるなあ、と目を閉じ内容に夜景を見た。 綺麗だ、とは言わない。何光ってんだよ、と怒りが理不尽に込み上げた。 まだ寝る気もなかったうちに夜が明けてしまったあとの雲ひとつない青空とか、眩しい太陽が目を刺してきたとき。 衣替えもしてないうちに花びらの散る春風を浴びたとき。 そんなときに、世の中は自分を置いていってると、自分が立ち止まってるだけなのに思ってしまう。そんなとき。【きらめく街並み】
12/5/2025, 12:44:57 PM