めぐみ

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物憂げな空

どんよりと曇った空は
とても低く私にのしかかって来る。
それはまるで、私の心見たい。

暗くどんよりと重たい雲は息も出来ない
くらいに重く冷たい。

ほんとそんな自分が嫌い
誰かと直ぐに比べてしまう。
そんな自分が大嫌い。

そんな暗闇の空の下でいつも
ひとりぼっちで居たわたしに
貴女は声を掛けてくれた。

その時に
暗い雲を切り裂く様に
光の矢が、私の閉ざされた。
心のに突き刺さった瞬間

物憂げな空は光輝く
太陽に満ちた青空へ変わった。

貴女は優しい言葉で私を
包み込んでくれた。

貴女は言う
「もう大丈夫だよ。泣かないで
今まで辛かったよね。
これからはわたしがずっと
傍にいるから、だからその流した。
涙をわたしに下さい。」

貴女はその涙を掬い(すくい)上げて
空にいっぱいに解き放つと
それは綺麗な虹へと変わった。

後書き

人は一人では生きて行けない生き物
誰かの手を取り助け合って生きてく
ものなの。
物憂げな空の心でも同じだよ。
きっと助けてくれる人が知らない内
君の傍にいるかも。

めぐみより

2/25/2024, 12:14:05 PM