風車の丘で街を見下ろしていた秋風に吹かれて帽子が飛んでゆきそうで慌てておさえたここに来ると思い出す楽しかったあの日々を歳と共に失うものが増えた元気に走り回っていた頃に少しだけ、戻りたい気がしたあの頃のわたしに一つだけ言えるなら今を楽しみなさいよ、かしらまた来るわと言って車に乗り込んだ風車が悲しげに回っていた
11/14/2021, 10:12:56 AM