1話から13話を見たこと無い方は1話から!!
創作)14話 朝日の温もり
(前編)
今日はいつもより早く起きれた。母のすすめでジョギングへ行くことにした。
一番近くの公園に行くには少し坂を登らないといけない。
その坂は朝の運動にぴったりと言われているから行った。
公園につくと、会長がベンチに座っていた。多分ジョギング。
僕の後ろに丁度朝日があって、背中が温かくなってきた。
その温かさに背中を押されたのは多分気のせいだか、そんな感じがした。
会長に言おうか迷っていたことを話そうと思えた。
--6月4日--
八木千尋:会長、おはようございます
鈴岡莉音:お、千尋くん、おはよう
千尋:その、言わなきゃいけない事があって…、僕、お付き合いしている方が居て、会長へ返事を返す前に僕から言ったんです。その、すいませんでした…!!
莉音:え…?そう、なんだ…、全然良いよ!!…でも、僕と一緒に幸せになってほしかったなって言うのが本心だよ、まぁ、今は幸せになってくれればそれでいっか!って思ってるよ!だから、相談とかあれば、積極的に聞くからいつでも言って!
千尋:ありがとうございます…!…僕会長のこと、大好きです!
莉音:………、嬉しいなー!!ありがとう!
(後編)
「大好き」
好きな人にそう言ってもらえた。僕が思っている「好き」とは意味が違うということは、充分分かっている。
いつもは、「皆に好き好き言ってるんだったら意味無い」って思うだろうけど、だんだん温かくなってきている朝日がそのモヤモヤを包み込んで、優しく吹いてる風が何処かへ
無くならせてくれたのかなって思うくらい嬉しかった。
(今回は前編、後編で主役が違います!!どうでしょうか?!)
6/10/2024, 9:52:34 AM