春爛漫と言えば、1番に桜の木だろうか。背景としては、生温い風を体全体で受けながら、雲が少ない晴れた空の下を歩いている感じだ。正に今日の天気はその通りだと思う。暖かくて気持ちくて、ずっとそんな気持ちで歩いていたいと思うのだけれど、同時に何かやらなくてはと何かに急かされるのだ。毎度のことやって来る入学、入社、新学期などといった新しくならなければいけない文化に、やる気や期待、不安が胸の内で渦巻いている。陽気な春の日差しのように、力強くなりたい。けれどもその先で時折吹く寒風に、いつまで経っても怯えている。
4/11/2024, 4:37:12 AM