俳句er

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君は一人崖の上
どこから来る風を嗅ぐ
潮の匂いが鼻に抜ける
大きく息を吸い込んで
溜まった物を流し出す
落ち着いた瞳で前を見る
どこまでも青い海
どこまでも青い空
その境に消えかかる夕日が1つ
吸い込まれそうな
この世の景色に
思わず君は息を飲む
呼吸の仕方も忘れ去り
時が止まったかのように
瞳の奥に焼き付いた
固まる時間は羽音と共に動き出す
独占する鳥の舞に
これまた感動を抑えれない
この世はとても美しい
沈む夕日は登る月にバトンを渡す

4/7/2023, 2:35:20 PM