「おかーちゃあーん!
俺の制服どこに置いてきたのー!?」
「あ!?昨日夏制服にするって言ったのあんたでしょー!?」
「ハァァッッわすれてたー!!!ごめんなんでもなーい!!」
今日も平和だ。
変わったことといえば俺の制服くらい。
もうほとんどの学校は冬制服から夏制服に衣替えしてあるだろう。
「って夢を見てさ」
「ふーん。
とりあえずその意味わかんない夢を見たのは理解したけど。
何でお前の夢の主人公うちの主将なの?」
「俺が知りてえよ!
なんで主将視点の夢見たの俺!?」
「知らねーよ。ていうか夢オチなのかよ」
「主将のおかーちゃんヤンキーなのかな」
「大丈夫それは心配ない安心しろ」
「なんでそう言い切れるんだ…」
「もし主将ママがヤンキーなら主将の幼馴染が主将の頭にボール投げた時点でアウトだろ」
「た、たしかに!!!!」
「それでも許せるってんならそれはもう阿吽コンビの絆が強すぎるのか、主将おかーちゃんが寛大な心を持っているとしか思えない」
「そういやなんで夏服の夢だったんだろ。
今一月じゃね」
「しぬ」
#2024.5.28.「半袖」
このあと かきく の く は真冬の半袖を想像した結果失神し(てない)、主将がセルフ救急車を呼ん(でない)だ。
HQあおば。29,30は更新なしです。書けそうなら書きます。いってきます。
5/28/2024, 12:43:10 PM