#4
風邪
恋愛オリジナル小説 「水と虹」
水樹「いってきまーす!」
はは「行ってらっしゃい、気をつけてね」
久しぶりの学校、水樹わくわくっ!! w
私、みずきは見事に母の風邪がうつりまして
白血球サンが頑張ってくれ、
無事に完治して復活しました!
久しぶりの学校! 久しぶりの友達!
めちゃ楽しみ
…とか思ってる間にもう学校
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in教室
カラカラ
水樹「おはよー」
和華「お〜✨️、久しぶりじゃん、みずき」
穂乃香「っみずき!ちょっ、聞いてよ〜、わかがぁ〜」
水樹「あはは…わか、なにしたのw?」
和華「なんもしてないよっ!!
ただ雪見だいふく1個貰っt…」
水樹「おい( ◜ω◝」
和華「スミマセン」
この感じ、懐かしい、
穂乃香「ところでさ〜、今回の風邪もいつも通り長かったねw」
水樹「いつも通りなのでねっ」
そう、私は風邪をひいたら3週間は寝込んでるのです
キーンコーンカーンコーン
3人「じゃあまた後で〜」
自分の席に向かう
席替えはしてないみたい
…ということは
隣の席はあの人か
新士「おっ、久しぶりですね、みっちゃん!」
水樹「みっちゃん言うな」
新士「w じゃあなんて呼べばいいん?」
水樹「だから、何でもいいって、
上の名前以外」
私の上の名前は野口、
歴史の方で野口英世っているでしょ?
私そんな賢くないのに「野口さん」ってなんか嫌じゃない?
新士「じゃあみずきでいい?」
水樹「まぁいいけど…///」
コソコソ
菜那「水樹ってツンデレだよねw」
和華「それな、下の名前で呼ばれて嬉しいはずなのにねw」
穂乃香「ツンデレはツンデレでも顔に全部出てるw」
和華「宮本鈍感だからなぁ」
「気づくかどうか…だね」
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私には好きな人がいる
いや、正確に言えば気になってる程度だからっ!
私が風邪を引いた時、たまたま宿題を届けに来てくれた
新士「大丈夫ー?」
水樹「ゴホッ大丈夫じゃないわ」
水樹「たぶん、体温50℃は超えてるな」
新士「えっ、嘘やん」
コツンッ
水樹「えっ、ななな何してるの!?//」
新士「何って、熱計ってる」
水樹「いや、中一の男女がおでこくっつけて熱はかるとかおかしいじゃん!!」
新士「ご、ごめん」
水樹「っ!!」
この時、おでこくっつけられただけでも緊張してるのに
新士がチワワみたいな顔してるもん!
そりゃ惚れるでしょ
水樹「はぁ〜…」
新士「どしたん?」
水樹「なんもないからっ!!」
これから
水樹ちゃんと新士くんの物語が始まるのでした
ーつづくー
ちなみに新士くんの読みはなんでしょう?
正解は 『にじ』です!!
かっこいいよね
12/16/2023, 2:17:37 PM